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プロ作家に必要な2つの努力とは?

しかし世間ではオリンピックが行われていて、毎晩睡眠不足になりますね。

私も睡眠不足になりながらも小説を書いたり、ネタ集めをしたりプロットを考えたりしています。

それと同時に、オリンピックほど酷い物って無いなぁと痛感しますね。


4年です。


4年に1回です。

小説で言えば4年に1回、公募があるというのと同じこと。

 

ウェイトリフティングで三宅宏美選手が銅メダルを取っていましたが、3回の試技でトータル何十秒?というくらい短い。

時間で言えば合計3分も演技していない。
柔道だって1試合4分です。

4分で4年間に1回のチャンスを見せる時。

もちろん、やってる本人達は世界選手権やワールドグランプリといった別の大会を目指しながらも掛け持ちでオリンピックに出る、という感覚でしょう。

しかし、事実としては4年に1度のチャンスしかない。
全員平等な上に逃れられない宿命です。

金メダル獲ったらそれは泣くことも必然です。

失敗と挑戦を繰り返して、切磋琢磨して4年に1回のチャンスにぶつける。

自分ならば諦めて引退してしまいそう。

だけどアスリートは強靭な精神力を兼ね備えているので、達成する。出場する。

くしくも銅メダルで終わった選手も、次は金メダルと口を揃えて話す。

小さい頃はただ金メダルを獲ったんだという認識でしかなかった。
大人になった今、改めてオリンピックを見ると考えさせられます。人間の努力は人に感動を与えますね。

オリンピックに参加するアスリートにとっての切磋琢磨は『毎日の練習』ですね。
では作家にとって『毎日切磋琢磨しなければならない事は何か?』と考えました。

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それは目標にも寄りますが、まぁプロ作家になるという事を目標にするとしたら、よく言われていること。

①毎日嫌でも執筆する
②アイディアを沢山得るために、色んな事に挑戦する

大体この二つをプロ作家と呼ばれる方たちはしています。
①と②をやり続ければいつかは誰でもプロ作家になるというのは分かります。

もっと目標を上にしてみましょう。
ベストセラーを生むような、センセーショナルな作家になりたい。

となると、私が思うに①の嫌でも毎日書くみたいな低レベルな話ではなくて。

②のアイディアを沢山得るために~という所の勝負になってくる気がする。
そして②以上に重視されるのが、小説というメディアでしか表現できない一つの技法。

『心理描写』の凄さ。

有名小説のレビューを読書サイトで見ていたら、いい作品には共通して書かれている事があります。

『圧倒的描写』
『映像が目の前に浮かんできた』

他にも色々ありますが、つまりはこういう事です。
ある程度のレベルまで行けば、100ある『小説の書き方』サイトを読むより、いい作品に書いてるレビューを読んで分析をする方が間違いなく正しい。

そうして集まってきた『素晴らしい本』に対する『レビュー』の数々。

分析していくと先ほど私が書いたように『圧倒的描写』のようなワードが抽出される訳です。

そしてSFであれミステリーであれホラーであれ、どんな小説作品でも人が注視している点がある。
プロ作家の方々も口を揃えて、これを書けと仰る。

それは『人間』です。

キャラクター小説という言葉が世に流行っている通り、優れた作品には面白いキャラクターが不可欠。

読者が何が見たいって、そのキャラクターがその世界で、どうやって何をするのか?

という1点に尽きる。

名探偵コナンがドラゴンボールの世界で見たいのか?

違いますね。まぁ世界観的に無理があります。

コナンはコナンの世界で、ミステリーをやって欲しいのが読者の願い。

ただ、ここで一つ思い出される事がある。

私の記憶では2年連続で『ルパン三世』とタッグを組んで日テレで放映されていた気がする。

ルパンの世界とコナンの世界はマッチする、と思ったどこかのプロデューサーが二人に話して実現したことでしょう。

ルパン×コナンと聞いたら、観る側はこうイメージします。

『あのコナン(ルパン)がどうやってルパン(コナン)と対するのか』
この一文だけで観たい、観てみたいと思った人間がいるからこそコラボレーションアニメが実現したのでしょう。

 

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世界観は現代で似ている、謎とかも仕掛けもまぁ似ている。

じゃあ、コラボレーションをやってみよう、となる。

今さらりと流しましたが、つまり作家になりたい多くの人間が注視している『世界観』『設定』『トリック』『ネタ』なんていう物は、もちろん大事ですがそんなに革新的な物を求められている訳ではない。

見たいのは、読みたいのは『人間』である。

ゴクウが活躍するドラゴンボールが見たいのであって、ヤムチャが活躍するドラゴンボールは見たくはない(それはそれで超見たいが、ヤムチャを綺麗に書いている鳥山明先生の力とでもいうものだろう)

話をまとめると、プロ作家の更に上を行くためには『描写』と『人間』を綺麗に書けているのか?

という点で勝負されるかもしれない。

私はプロ作家でも無ければ売れっ子作家でもないので、憶測にしかすぎません。
ただ、事実としてあるのは『いい本』のレビューに書いてあるのは『描写』と『人間』への賛辞です。

もちろんドンデン返しが面白い、とか、怖すぎて眠れなくなった、とか、設定が凄いなどという賛辞もあります。

ありますが、じゃああなたが考えた物凄い設定って、絶対に人がやってない事なのか?

実はどこかにあるんじゃないんですか?

設定うんぬんという所にメイク&トライを求める事は非常に大事なことですが、きっとそうじゃないと思います。

なぜなら、プロ作家として生計を立てている人の多くの作品が、はっきりというなら『しょぼい』設定だから。

『嘘だ!プロ作家が人が驚くようなアイディアを出してないわけが無い!』

いやいや、出してません。
よく読んでみると、ただタイムスリップの見せ方を変えたり、既存のミステリートリックの見せ方を変えているだけで、全然大したことをしていない。

大した事をしていないのに評価されているという事実。

なぜか?なぜそれでも大衆に受けるのか?

私が考えるに答えは二つ。

①『描写』と『人間』を書いている
②その設定というものが斬新と思えるように工夫しているから

石田衣良先生が『常にアイディアをごとごと煮込んでおくべきだ』と言っているのには訳がある。

要するに、優れた作品を作るためにはアイディア×アイディアが必要なわけです。
そのアイディア×アイディアを作る為には、アンテナを張り続けなければいけない。

『アンテナ』とはなにか。
アンテナとは作品のネタに何かならないかな?と常に考えおくこと。

世界を見る目を『小説の創作』に活かせということ。

つまり、設定が斬新と思えるようにする為には、既存の○と既存の×を掛け合わせる必要がある。

王様ゲーム×学級=王様ゲーム
タイムリープ×学校=カラダ探し
ゲーム×ダイブ×現実の死=ソードアート・オンライン
昭和の設定×ホラー×学校=ひぐらしの鳴く頃に
豪華客船×恋愛=タイタニック
宇宙船×地球×エイリアン=インデペンデイスデイ
超人×世界を救う=スーパーマン
能力者×世界=ハンター×ハンター
能力者×霊界=BLEACHの前編
能力者×霊界×バトル物にしろという編集の命令=BLEACHの現在
クズ×ギャンブル=カイジ
マージャン×天才=アカギ
魔法使い×学校=ハリーポッター

 

一つ一つの事象って、みんな知ってます。

それをいかにして組み合わせるのか?
組み合わせたのか?

斬新というのは『誰も組み合わせたことが無かった』というのが斬新というのであって。
だから石田衣良先生は『じっくりことこと煮込んでおけ』という事を、話すと思う。

以上の事を踏まえて、私が考える作家における『メイク&トライ』とは。

①『描写』と『人間』を探求し続ける
②アイディアを豊富に取り揃えて、掛け合わせる事をする

という事ではないのかなと思いました。

このあたりを考えて、もう一度創作活動に入れ込んでみようかなぁと思ったりします。

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